和歌山県紀の川市で小学5年生の森田都史君(11)がきのう5日(2015年2月)、胸をなどを刺されて殺される事件があった。犯人は凶器の刃物を持ったまま逃走したと見られる。
現場は田畑や空き地も目立つ「田園の中の住宅街」。都史君は午後2時半ごろに下校して、いったん帰宅したあと出かけて空き地で遊んでいたところを襲われたらしい。小学校から600メートルの距離だった。
井口成人リポーター「怨恨の可能性」
近所の住人の話で、1日の日曜に都史君の家を不審な男が覗き込んでいたことがわかった。「何やってんだ」と声をかけられ逃げ去ったという。また、事件直前、空き地の方へ歩いていった男も目撃されていた。近所の人は悲鳴が聞こえたので見に行ったら、逃げたという。
現場から井口成人リポーターが「なんらかの怨恨の可能性も出てきました」と伝えるが、コメンテーターの吉永みち子(作家)は「いつもいない人が来ると目立つ地域ですよね。小学5年生に怨恨とは思えないのですが、何かあったのか、通り魔か、どちらとも言えないですね」という。子どもへではなく、親に対する怨恨ということは考えられないか。
司会の羽鳥慎一「狙われていたのかどうか。計画性はまだわかりません」
凶器所持したまま逃亡中?警察は注意呼びかけ
警察は殺人事件として緊急配備を敷いて、100人態勢で犯人を追っている。まだ凶器を所持している可能性もあり、「屋外での行動には十分に注意して」と呼びかけている。
犯人像は30歳前後、身長170センチぐらいで、紺色の作業着とジーンズ、眼鏡かゴーグルのようなものをつけていたという。
羽鳥「こわいですね。ゴーグルをはずせば街にとけこんでしまいますからねえ」