ナタのようなもの持った30男!和歌山「男児殺害」直後に現場付近で目撃

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   有吉佐和子の小説の舞台にもなった和歌山・紀の川沿いの空き地で5日夕(2015年2月)、ひとりで遊んでいた小学5年生の森田都史くん(11)が胸などを刺されて殺された。近所の男性が倒れているのを発見したが心肺停止の状態で、たまたま居合わせた看護師が心肺蘇生を行い救急車で病院に搬送したが、病院で死亡が確認されたという。

   森田君は右胸に刺傷があったほか、頭頂部や両腕にも複数の傷跡が見つかっている。

当日は授業参観日―下校時間早いの知ってた?

   事件直前に近所の人が異様な格好をした不審な男を目撃していた。30歳前後で身長170センチぐらい、紺色の作業服にジーンズ姿で顔に作業用ゴーグルを掛け、手にノコギリかナタのような刃物を持っていた。男は事件直後、住宅街を歩いて立ち去ったという。

   森田君は父親と兄の3人暮らしで、この1月に引っ越して来たばかりだった。学校はこの日は5年生の授業参観日で、午後2時半には全校生徒が下校していた。

   現場から凶器の刃物が見つかっておらず、犯人が持ったまま逃げている可能性があると見て、警察官100人体制で男の行方を追っている。経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上は「流しの犯行だとしたら許しがたい。こうなると、学校の範囲は自宅まで、自宅の範囲も学校までがという両方からの注意が必要な世の中になった気がしますね。安全・安心が一番の国だったのに残念です」と嘆いた。

文   モンブラン
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