小学校授業で湯川遥菜さん殺害画像!「命の大切さに目を向けさせたかった」

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   ヨルダンは5日(2015年2月)、「イスラム国」への空爆を再開した。この日は殺害されたパイロットの追悼式が行われ、空爆を終えた戦闘機が上空を飛んで弔意と闘う姿勢を示した。ヨルダンは昨年暮れにパイロットが人質になった後は、解放交渉のため空爆を中止していた。

   その「イスラム国」に殺害された湯川遙菜さんの修正されていない遺体写真を名古屋市の20代の小学校教諭が授業に使い物議を醸している。

保護者からの抗議で教育委員会が謝罪

   山本匠晃アナが伝えていて、教諭が湯川さんの遺体写真を使ったのは、5年生の「情報を生かす私達」という社会科の授業で、「情報はどこまでオープンにすべきか」というテーマだったという。しかし、保護者から「衝撃が強すぎるんじゃないか。殺害画像が必要あるのかなと」という抗議を受けた。名古屋市教育委員会は「子どもに見せるものではない。不適切」という見解を明らかにした。

   教諭は「報道のあり方について考えさせるとともに、命の大切さに目を向けさせたかった」と話しているという。これはこれでひとつの見識かもしれない。むしろ、授業の様子がどのようにして父兄に伝わったか、それが知りたいところだ。

   さらに、日本卓球協会は今月11日からクウェート、カタールで行われる卓球のワールドツアーへの選手派遣を中止すると発表した。大会には石川佳純、福原愛、平野美宇らトップ33選手が出場予定だった。「イスラム国」が日本人を標的にするとうそぶいていることから、中東地域で選手がねらわれる心配があるという配慮だ。

   今後は絶えず選手の安全を考えないといけないのか。何とも難儀なことだ。

文   ヤンヤン
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