「トワイライトエクスプレス」大雪12時間立ち往生!2日目の夕食は「おにぎりと漬物」

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   札幌発大阪行きの寝台特急「トワイライトエクスプレス」が大雪のため、おととい1日(2015年2月)から2日にかけて青森と秋田の県境で12時間以上も立ち往生し、満員の約130人の乗客が閉じ込められた。

   フルコースの豪華ディナーが評判だが、不測の事態となり、おにぎりだけだった。それでも、トワイライトエクプレスは今春引退するため、「最後の乗車で通常より長く乗ることができた」と喜ぶ乗客もいた。

閉じ込められた乗客「乗り納めを長く乗れてラッキー」

   日本一長い距離を走る超豪華のトワイライトエクスプレスは、山口百恵の「いい日旅立ち」が流れ、食堂車は高級レストラン並みのフランス料理がふるまわれる。おとといのディナーは伊勢海老のパリ風キャビアのせ、ソースはオレンジジュース仕立て、黒毛和牛のローストビーフなどが出された。

   だが、雪に閉じ込められたため、きのうの夕食はおにぎり2個と漬物だった。

   札幌を出発したのはおととい1日午後2時5分、午後11時過ぎに青森県平川市の津軽湯の沢駅付近でストップし、大阪駅に到着したのはけさ3日午前4時22分だった。

   司会の赤江珠緒「みなさん、どんなことをおっしゃっていましたか」

   レポーターの高村智庸「この寝台特急、3月でなくなってしまいます。そのため凄い人気で、予約取るのが大変なんです。朝すぐ頼んでも、もういっぱいになってしまいます。ですから、乗り納めに1晩の移動が2日かかったからラッキーだったという人もいました」

   コメンテーターの岩上安身(ジャーナリスト)「ディナーは2回というわけにはならなかったのですね」

   アガサ・クリスティーの小説「オリエント急行の殺人」では、列車が雪で立往生している間も、ディナーとシャンペンは楽しめたみたいだったけどね。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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