「値段を付ければ300兆円といわれるぐらい世界的なお宝」(司会の小倉智昭)であるツタンカーメンの黄金のマスクの『とんでもない修理』が、エジプトで大騒動になっている。
昨年8月(2014年)、カイロの考古学博物館の職員がツタンカーメンのガラスケース内の照明を交換する作業中に、腕がツタンカーメンに触れ、細長いあごひげ部分をぽろりと脱落させてしまった。作業員はミスの露見を恐れ、無断で接着剤を使いひげを付けてしまったのだ。
観光客の投稿写真「接着剤がはみ出してる」で露見
今月下旬(2015年1月)、観光客がSNSに投稿したツタンカーメンマスクの写真を見て、政府関係者が異変に気付いた。写真には、接着剤がはみ出ているような様子が写っていたからだ。
「とくダネ!」が考古学博物館に問い合わせたところ、「国が調査中で、修復にどれくらい要するかは不明」という。気になるファラオの呪いについては「職員は元気なので大丈夫です。今のところは」という回答だった。
小倉「この作業員の消息を毎日お伝えしていきたい」