長崎県佐世保市のハウステンボスに少し変なホテルが建設されている。名前からして「変なホテル」で、今年7月17日(2015年)に開業予定だ。未来型の低コストを目標に、「変化して進化していくホテル」をめざしている。
紺系統の制服でセミロングに口紅・・・美形ロボットが「いらっしゃいませ」
変なホテルはハウステンボスの敷地内に72室が建設される。光熱費を節約するためエアコンは使わず、自然の風や放射熱を利用する。売り物はロボットだ。荷物運びや清掃だけではない。フロントで接客もする。
「朝刊チェック」コーナーで井上貴博アナが紹介した。「この写真を注目してください。女性のロボットです。大変精巧につくられていると感じました。これが受付を担当します」
紺系統の制服でセミロングに口紅をしている。
司会の夏目三久「接客も荷物運搬も掃除もやっているんですか」
井上「多言語で対応します」
コメンテーターの石原新菜(内科医)「ハウステンボスは子供たちが遊ぶところなので、受付にロボットがいるとエンターテイメントとしていいですね」
井上「このロボットによって、人件費を4分の1から3分の1にすることができます。ホテルで最もかかるコストは光熱費と人件費といわれていますので、それを抑えたわけです」
宿泊料金は客がオークションで決定
「変な特徴」なのはオークションで価格が決まることだ。
井上「宿泊料金は7000円からですが、需要供給によって1000円刻みで入札します。閑散期は安く、繁忙期は高くなるというわけです。
社長としては世界展開を考えていまして、豊かになったアジアの中間層がどんどん海外に出かけるようになり、世界中のホテルが少なくなるとみて、そこで打って出たようです」
一ツ石