理化学研究所のOBが「ES細胞を盗まれた」として小保方晴子元研究員を告発した。告発した石川智久氏は昨年(2014年)3月まで理研に在籍していた。告発状では「小保方元研究員は名声や安定した収入を得るために、STAP論文共著者の若山照彦教授=現・山梨大教授=の研究室からES細胞を盗み、STAP論文をねつ造改ざんした」「不正をもとに理研での安定した地位や収入を騙し取った」としている。
石川氏は「真面目にコツコツと研究している研究者の怒りを含め、代表して刑事告発するに至った。私の告発の究極のゴールは立件まで持っていくことです」と語っている。
兵庫県警「内容を慎重に検討して受理するかどうか判断」
この告発を法律の専門はどう見ているか。田中喜代重弁護士は「文書偽造とかいろいろ考えられるけど、STAP細胞を装うためにES細胞を盗み取ったというのなら窃盗が一番あてはまりやすいし、警察とか検察も捜査しやすいと判断されたんじゃないでしょうか」と話している。
小松靖アナ「告発を受けた兵庫県警は、内容を慎重に検討し、受理するかどうか決めると話しています」
文
モンブラン