「イスラム国行き北大生」事情聴取で状況一変
フリージャーナリストでイスラム国を取材したことがある常岡浩介さんはこんな経験をしている。湯川さんがイスラム国に拘束された直後、イスラム国の幹部からこんな連絡があった。「湯川さんを身代金のネタにしない。見せしめの処刑にしない。裁判で無罪になったら帰すので裁判に立ち会ってほしい」
常岡さんは「可能性としては助けられるのではないか」と見て渡航の準備をしていた昨年10月、北海道大生が私戦予備・陰謀の疑いで事情聴取され、常岡さんも家宅捜索を受け渡航できなくなった。イスラム国の幹部からは連絡は途絶えたという。
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「子どもたちに世界の現状を知ってほしいと危険な現場に行って取材している彼を絶対に生きて帰らせたい」
文
モンブラン