イノシシ傍若無人!取材中の「あさチャン!」ディレクターにも突進―兵庫・西宮

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   兵庫県西宮市の人工島「西宮浜」でイノシシ被害が相次ぎ、市はきのう19日(2015年1月)に公園の閉じ込める対策を発表した。捕獲して殺処分するというが、こんな状態になったのは餌付けする人が後を絶たないためらしい。

   西宮浜には7500人が暮らす。イノシシが出始めたのはおととし13年10月ごろだ。「1メートル半ぐらいはあるな」「みんな怖がっている」と住民は言う。先週末も住民が襲われけが人も出た。

住民の餌やりで街中に出没

   イノシシがよく現れるという公園におととい18日夜、「あさチャン!」スタッフが向かった。三浦匡統ディレクターが後ろに気配を感じて振り返ると、体長1メートルほどのイノシシがいてたちまち突進してきた。「ウアーッ」「ワー」とスタッフの悲鳴が響く。三浦はベンチの陰にいて危うく難を逃れた。

「急に現れました。車が来てもイノシシは動きません」

   この30分後にイノシシは24歳の男性を襲って足をかんだ。男性は出血しながら近所の友人宅に助けを求めた。なぜ、住宅街でこんな状態になったのか。

   イノシシは島北西部の林や薮を住みかにしているらしい。「だれかが餌をやりにきていた」と近くのグラウンド管理人は証言する。西宮市や猟友会が監視に出動するとイノシシは南側の公園に移動する。「引きあげるとすぐに出てくる。興奮したら危険です」(猟友会員)

イノシシ条例で餌付け行為禁止

   司会の夏目三久「イノシシやクマが人里におりて来る問題は、去年も取り上げました」

   キャスターの齋藤孝「食料が足りないのですかね」

   夏目「原因としては(人が)餌づけをしていることもありますね」

   西宮市では通称イノシシ条例により餌付け行為に勧告を行い、神戸市では中止命令に従わない人の氏名を公表することになっているが、どうも効果が上がらない。

   夏目「市はなんとか捕獲しようとしていますが、まだ成功していないそうです」

   イノシシと遭遇したらとにかく驚かさないこと。「走らずに、ゆっくりと立ち去ること」を西宮市は呼びかけている。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト