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ジョギング走り過ぎでインポ!男性ホルモン過剰消費―理想は週2~3回30分

   今週の週刊ポストは読みでがある。ジョギングが流行だが、あまりやるとインポになると警鐘を鳴らしている。横須賀女性泌尿器科・泌尿器科クリニックの奥井識仁院長がこう話す。

<「勃起障害(ED)を訴える患者の中にランナーが増えています。その原因は、体内で分泌される男性ホルモンのテストステロンの減少です。ジョギングのやり過ぎによってテストステロンが減少し、元に戻らない状態が続いていると考えられます」>

   テストステロンは睾丸から分泌され、筋肉の発達や骨格の増強を促す男性ホルモンの一種で、性欲や勃起力の強化・維持などにも影響するそうだ。加齢と共に減少するが、運動すれば体が筋肉や骨格を維持しようとして生産能力が高まるとされる。ジョギングはこの「男らしさホルモン」を増やしそうなものだが、<「実は過度の運動は逆効果なのです。テストステロンが消費されるばかりで生産が追いつかない状態になってしまうからです」(奥井氏)>

   しかも、数あるスポーツの中でもジョギングはテストステロンの消費が激しいというのだ。奥井氏はこうアドバイスしている。<「中高年男性ならば、過度の運動を避け、時速10キロ以下のスロージョギングを約30分程度。それとは別に、下半身の筋力強化のため腰をゆっくり下ろすスクワットを1日10回程度行うといいでしょう。そして、テストステロン値を十分に回復させるために、それらの運動は週2~3回、運動の間には1~2日の休みを入れるのが理想的です」>

   <男らしさをアップさせるためには突っ走らないことが大切なようだ>と週刊ポストは結んでいる。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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