「爪楊枝投稿バカ少年」どんな罪に問われるのか?混入や万引きは偽装映像

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   東京・調布市のスーパーなどで、菓子の袋に爪楊枝を刺したり万引きする動画をネット投稿していた三鷹市の19歳の少年がきのう18日(2015年1月)、滋賀県で逮捕された。少年は「少年法を改正させるためにやった」といっているが、動機は不明だ。

生活保護受給?「365日休日です。12月は15万3320円。働かなくてもいい」

   少年は警視庁から全国に指名手配されていたが、画像の投稿を続けながら浜松、名古屋へと移動し、18日早朝に米原駅に停車していた京都行き列車内で逮捕となった。

   少年は万引きをするような映像も繰り返し投稿していたが、警察が防犯カメラの映像などと付き合わせた結果、実際は少年が自ら持ち込んだ飲み物などを持ち出して万引きを装っていたことがわかった。爪楊枝の入った菓子も発見されず、買った客もいなかった。少年の自宅から穴のあいた菓子の袋が見つかっており、偽装というより警察の誤認逮捕をねらっていた可能性がある。

   昨年暮れから80本にもなる一連の投稿はすべて同じアカウントからで、人物の特定は容易だったが、投稿は当初から挑戦的だった。「もうすぐ警察が来るでしょう」「生活保護費で逃亡します」「無能な警察」「ボクはいま、ハッシーくん(京王線橋本駅)にいます」「目標は万引きで日本一」とうそぶいていた。指名手配されたあとも、「ここは成田空港近く」「超余裕ですよ。『余裕』は流行語大賞になる」「私のニュースやってる。YouTubeのトップになった。私が日本一になった証拠ですよ」

   さらには、「休日という言葉はありません。仕事してないから365日休日です。毎日万引きして過ごしてまーす」「生活保護を受けてのうのうと暮らしています。12月は15万3320円でした。わざわざ汗水垂らして働かなくてもいい。ただでもらえるもの、もらっときゃいいんですよ」と、まともな人の神経を逆なでするようなこともいっていた。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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