九州から北海道まで縦断して、地図上に描いた世界最大のプロポーズメッセージである。奇抜なアイデアとそれを実現した根気の良さが世界中で話題になっているという。話題の主は印刷会社に勤める高橋康さんだ。
GPS(人工衛星を利用した全地球規模の測位システム)で自分の位置情報を記録しながら移動すると、Google earthの地図上に線となって描かれる。これで日本列島の九州から青森に描いた線が「MARRY ME」(結婚して)だった。北海道にはハートを射止めたマークも描いた。
6か月がかりの「MARRY ME」に彼女は「これなんて読むの?」
高橋さんは勤めていた会社を辞め、車を使って半年かかって7200キロを移動して仕上げた。ところが、彼女からが返ってきた言葉は「これなんて読むの?」だった。
「英語が分からなかったらしくて、結局、結婚してという意味だと口頭で伝えてしまった。これを描いた意味があったのかな、仕事をやめて6か月は何だったんだろうみたいな...」
高橋さんは苦笑する。しかし、彼女も努力は分かってくれたのだろう。めでたくゴールインした。
小松靖アナ「好きな相手だったら、女性からしたらこんな嬉しいことはないんじゃないかと思うけど...」
赤江珠緒キャスター「ウーン、好きな相手だったら、半年前に、もうまどろっこしくて、もっと早く言ってくれって」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト