言論の自由はすべて許されるのか
フランスのバルス首相は「フランスはテロとの戦争に入った」と宣言し、1万人の兵士と5000人の警察官を新たに配備し、治安強化に乗り出した。この日も週刊紙の編集部となった建物に報道陣が集まっていたが、銃を持った警察官が目立っていた。
「また、言論の自由について賛否の声が上がっています」とアナウンサーの山本匠晃が「朝刊1面」コーナーで説明した。
キャスターの齋藤孝「大学でも学生に聞いてみましたが、意見は分かれますね。言論の自由はすべて許されるのかという点に対しては、異論がありました。というのは、偶像崇拝をそのものを禁止しているのに、絵を描いて、その上に侮辱するように揶揄する。それに傷つけられた人がどう訴えたらいいのか。もちろん暴力は絶対駄目ですが、テロでない方法でのイスラムからの抗議がほしいと思いますね」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト