説得力ない弁明突かれたらピンチ
奇妙な事件だ。冨田は韓国警察の取り調べで盗んだことを認めたとして略式起訴処分となり、約10万円の罰金を納め釈放された。帰国の際も「お騒がせしてもうしわけありませんでした」と謝罪した。だれもが「盗んだんだ」と思ったし、同時に「なんでそんなバカなことを」といぶかった。
その後、会社から解雇され、日本水泳連盟からも来年3月までの選手登録停止処分を受けた。その1か月後に「盗んでいない」と仁川地裁に正式裁判を申し立てた。
キャスターのテリー伊藤は「日本人として無実であってほしいが、最終的には映像でしょうね」
司会の加藤浩次「警察に見せられた画像は小さくて、自分かどうかわからなかったといっていますよね」
冨田の主張通り、ポーチに入れた男がいるなら、その人物も写ってるはずだ。
ロバート・キャンベル(東京大教授)「自分がやったとなぜ言ったのかが重要ですよね。早く帰るためにそうしたのだとしたら、危ない」
いま冨田がいってることは、取り調べのときに言うべきことだ。しかも、なぜカメラが冨田の部屋からみつかったのかの説明がない。男の話にしても、判断力は小学生以下といわれても仕方あるまい。「危ない」とはこの幼稚さだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト