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一茂のかの字も出なかったTBS系「長嶋茂雄特番」修復不可能な姉・三奈との確執

   TBSの長嶋茂雄特番が話題だ。長嶋の頑張りは日本中を元気にしたが、そこで息子の一茂のことにまったく触れられなかったのを奇異に感じた方も多いだろう。

   以前は一茂の妻が社長を務める「ナガシマ企画」が取り仕切っていたが、父親の記念品や愛用品を売り飛ばしたことが発覚して亀裂が生じてしまった。今は娘の三奈が代表を務める「オフィスエヌ」が仕事や資産を管理している。先の件で三奈と一茂の仲もこじれて修復できない状態にあると週刊文春が書いている。

   そんなこんながあって、一茂が巨人の球団代表補佐をやり、野球解説を担当している日本テレビではなく、三奈が熱心にオファーを出していたTBSに決めたようだ。

   日テレといえば、今年4月にアナウンサーとして入社する内定をもらっていた東洋英和女学院大4年の笹崎里菜さん(22)が、銀座のクラブのアルバイト歴を理由に内定を取り消されたのを不当として地位確認を求めた訴訟は、日テレの全面敗北で終わった。笹崎さんを「アナウンス部に配属予定の内定者」に戻すという内容で、4月1日付で笹崎さんは日テレに入社する。

<日テレは当初、和解案として新人の年俸に慰謝料を加えた1000万円程度の和解金を提示する考えでしたが、笹崎さん側は一貫してアナウンサー職での入社を求めた>(日刊ゲンダイ1月8日付より)

   日テレは他局からの批判も堪えたようである。社のイメージを落とし、何の得もなかった日テレの首脳陣は全員坊主になって詫びるしかないだろう。

   週刊文春は<一度捩れた長嶋家の絆が再び戻る日を、誰もが待ち望んでいるのではないか>と結んでいるが、本心ではあるまい。三奈対一茂の第2ラウンドが開始されるのを心待ちにしているのは、週刊文春はもちろん、他の週刊誌も同じだろう。

   日本の宝である父親を大切にしなかった一茂に対する罰である。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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