マクドナルド「異物混入」日常茶飯!?店員「またやっちゃったか」

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   チキンナゲットなどへの異物混入で、日本マクドナルドはきのう7日(2015年1月)に会見を開いて謝罪した。しかし、新たな異物混入事例が出てきていると「スッキリ!!」は2つのケースを伝えた。

   先月5日、川口市内の店でハンバーガーのパティの中に1.4センチほどの針金のようなのものがあったという。女性客が食べていて、「痛い」と口から吐き出した。全部で3本入っていた。日本マクドナルド本社からの文書には「清掃の時に発生した鉄板の削りカスの可能性が高い」とあった。

   女性は「(本社に)伝えたときも、びっくりした様子はなくて、『年に何回もある』というので、それが発表されなかったことにびっくりしました」と話す。

女性客「本社に混入知らせても、驚いた様子はありませんでした」

   もう1件は去年9月、船橋市内の店舗で販売されたハンバーガーだった。こっちには虫が入っていた。1円玉くらいというから結構大きい。購入した女性は保健所に持ち込み、虫はゴミムシと判明した。過熱されていたこともわかった。

   会見で青木岳彦・取締役と菱沼秀仁・取締役がおわびをしたが、混入として認めたのは「人の歯」(大阪)、「ビニール」(江東区)、「プラスチック片」、(福島)、「青いビニール」(青森)だけ。公表の基準についても「控えさせていただきたい」とはっきりしない。子どもが口にけがしたサンデーチョコレートの件も「公表の必要はなかった」。年間件数についても、「控えさせていただきたい」という具合だった。

   経営コンサルタントでコメンテーターの坂口孝則は「(こんな会見では)不信感を与えてしまうんじゃないですかね。これだけ注目されている中で、公開しなかったのを良しとするのは経営的にはまずい判断」という。「SNS時代に対応できていない」ともいう。その通りだ。

   会見には出なかった「虫」(船橋))や「金属片」(川口)も含め、ほとんどのケースに写真があった。半分かじったバーガーの脇に虫と1円玉が並んでいるのは何とも生々しい。だれでもケータイをもっているから即座に撮れる。場合によっては、マックや保健所へ通報するより先にネットに載る。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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