風刺が売りの「シャルリー・エブド」自らも「無責任新聞」
「シャルリー・エブド」は題字の下に、小さく「無責任新聞」とうたっているほどのまさに風刺の新聞。毎週水曜発行で、この日の紙面では「若者はなぜジハードに感化されていくのか」とイスラム国を中心とする動きを揶揄していた。先週は、イスラム国の指導者バグダディを茶化していた。
フランスは昨年、アメリカに同調してイスラム国への空爆に加わっているが、一方でイスラム国へ渡ったフランス国民は900人を超えるといわれている。
キャスターのテリー伊藤は「フランスの風刺画は独特で、言葉より絵で刺激を与えてしまった可能性がある」とややピンぼけ解説。
年末にパリを訪ねたというおおたわ史絵(内科医)は「もともと多民族国家ですし、観光客も多いから、チェックは難しいでしょうね」
フランス警察も鍛えられている。捜索は銃撃戦覚悟だ。これがどう展開するか。フランス全土で緊張が続く。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト