国民生活センター調査「強度が低かった可能性」
店は半年後に閉店。男性は国民生活センターに相談し、独立行政法人「NITE」がイスを調査し、昨年11月に消費者庁が結果を公表した。それによると、ナイロン樹脂の軸受けの薄い部分が破損しており、断面に気泡が認められ、強度が低かった可能性があるとされた。
13年にも同じような事故があり、IKEAは軸受けの材料を変えて強度をあげたというが、現在は販売されていない。こうしたことから、男性は訴訟に踏み切ったという。先月の第1回の口頭弁論でIKEAは争うとした。
菊地幸夫弁護士は「使い方が通常だったか異常だったかが争点になります」という。
キャスターのテリー伊藤「100キロとあっても、エレベーターもそうだが、多少超えても大丈夫なものですよ。それが壊れたとなると、男性のいい分も理解できますよ」
司会の加藤浩次「1脚だけおかしかったということって考えられますか」
坂口孝則(経営コンサルタント)「樹脂の成形はむずかしいんです。IKEAはその後改良しているが、両者とも言い分があり、話は微妙だと思いますね」
加藤「で、いまは製造していないの。うーん」
案外ややこしいことになるかもしれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト