テニスの錦織圭選手がきのう5日(2015年1月)、ブリスベン国際大会の男子ダブルス1回戦で第2シードのペアに2-1で快勝した。破った。今年初勝利だ。対戦相手は優勝経験のあるダブルス世界ランク4位のネスター(カナダ)と準優勝経験のあるボバンナ(インド)の強豪ペア。錦織はジュニア時代に1度だけ組んだことのあるドルゴボロフ(ウクライナ)との即席ペアだった。
世界ランク5位では満足できない
司会の夏目三久「すごいですね。今年はどんな戦いを見せるか楽しみです」
かつての強化合宿仲間の石井大裕アナが米フロリダのIMGアカデミーまで錦織に会いに行った。東京ドーム43個分の敷地で野球やバスケットボールなどのアスリート900人が練習に励む。テニスコートだけでも52面ある。錦織は13歳で単身渡米し、以来10年間ここを拠点にしてきた。錦織自身が「環境は世界トップですよ」と思っている。
錦織は「10年前は英語もしゃべれなかったし、ホームシックにかかって、自分はここで何をやっているのかと考えたこともありました。今はすごい変化。夢がかなっている点はすごくうれしい」と話す。
世界のトップ5に入って数か月たったが、「まだピンとこない。この位置が当たり前と思わなければいけないのだろうけど...。今年はランキングを上げることを目標にしています。グランドスラム(4大大会)で優勝をめざしたい」という。
石井アナ「錦織選手の調子はかなりよさそうです。今年の活躍を期待します」1月19日からは全豪オープンが始まる。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト