今年(2015年)の箱根駅伝は、青山学院大が大方の予想を裏切って初の総合優勝した。「ホントに圧倒的な強さ」「こんなに青学強かったかなってくらい、みんながよく走りましたからね」と司会の小倉智昭も舌を巻く。
圧巻は何といっても5区山のぼりで見せた神野大地選手の快走だ。前を行く駒沢大ととらえるとたちまち抜き去り、区間記録で往路逆転優勝に導いた。新しい「山の神」が誕生した。
小倉「ボクね、今回、残念なのが、5区と6区の距離が40メートル伸びて区間新記録にならないことなんです。基準の記録なんです。距離が40メートル伸びて(今までより)速いんだから、区間新としてきちんと認めりゃいいだろう。認めてあげるべきだと思いますけどね」