「3年契約のはずだった」「いや2年間だ」
一方、岩手事務所の弁護士は「契約は平成25年3月から2年間(26年12月31日まで。事務所業務を委託する契約だった」と話す。終了は 3か月前から通達していて、「契約切れの来年の仕事を岩手がとるのは当然」という。すでに単独コンサートだけで18か所32公演が決まっている。大変な人気だ。
東京事務所は「芸能界は育ててもらったらお礼奉公が必要だ」と話しているという。また、同じ契約書には上記の2つの契約期間が併記されていて、一部は口約束なのだともいう。よくわからない。
菊地幸夫(弁護士)「口約束でも約束です。場合によっては、仮処分の出演禁止とか、本裁判で損害賠償とかも考えられますね」
香山リカ(精神科医)「福田さんは岩手で被災地支援にも活躍した人ですよね。イメージが傷つかないようしてほしいです」
キャスターのテリー伊藤「芸能界には昔からありがちの話ですよ。たとえば、コンサートの営業権、これを譲渡するという手もある。互いに歩み寄ってね。いい形になってほしい。紅白にも出るんだし」
それかあらぬか、いま盛岡のレコード店では「南部蝉しぐれ」「峠越え」が売れている。「嵐」「妖怪ウォッチ」を抑えて1位だ。きのう25日、名古屋で行われたディナーショーを見た中年女性たちは、「こうへいさん、最高」と満足そうだった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト