動画投稿サイト・ユーチューブの収入だけで生活できるか。「投稿するだけで一獲千金が狙えます」と小松靖アナは伝えるのだが...。
自分で作った動画を投稿する人たちをユーチューバーという。大食する様子を自ら撮影し投稿して人気となった木下ゆうかはこれまでの再生数は620万回を超えた。「本業は?」と聞かれて、「ユーチューバーです」という答えが返ってきた。「仕事って言えるの?」とさらに聞かれ、「仕事だと思います。それだけの収入で生活できますから」
1回再生で広告料0・1~0・2円
どうやったら動画投稿だけで食べていけるのか。その訳は、動画を再生すると右下に「この広告は3秒後にスキップできます」という広告が出てくる。こうした動画ページの広告収入の一部がユーチューブを運営するグーグルを通じて投稿者に入る。その収入は1回再生で0.1~0.2円とわずかだ。
この収入だけで生活する木下は、ユーチューバー専門の事務所「UUUM(ウーム)」に所属し、スケジュール管理や撮影環境を整えてくれるマネージャーがつく。「毎日、寝る時間がないくらいです。動画を撮って編集も自分でやって、それを毎日あげているんです」という。斬新な面白さで再生数をいかにあげるか、「アイデアが勝負になる」(タレントの松尾貴史)
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト