米国ワシントン州の猫の飼い主がオスカー5歳の毛をおもしろくカットしたところ、「かわいそうな猫」「これは動物で品物じゃない」などと非難が殺到している。「とくダネ!」司会の小倉智昭も「全身の毛をカットして、恐竜のようにしている。なんちゅうことを」と眉をひそめた。
カットは一種のモヒカン刈りで、背中にトゲのような形に毛を残して、あとは刈られてしまった。残った毛はまるでステゴサウルスの背中の突起のように見える。
欧米で流行中「クリエイティブブルーミング」
このように犬や猫の毛を一部残しておもしろくカットする「クリエイティブブルーミング」が欧米でブームなのだが、動物愛護団体はペットにストレスを与えると反対している。
オスカーの飼い主エリックさん28歳は無類の猫好きで、「面白半分でやった」と話している。オスカーはもともと毛がもつれている部分があり、それを取り除く意味もあって、トリマーに頼んでカットしてもらったそうだ。「多くの人に寒すぎるのではと言われたが、オスカーはカットしたあともそれまでと同じように幸せそうです」とエリックさんは話している。