「齋藤孝の1分コラム」コーナーでクリスマスイブの本当の意味にうんちくを傾けた。「クリスマスイブを日本語では聖夜と訳し、俳句の季語にもなっていますが、夜としたことに意味があるんです」と齋藤センセイは解説を始めた。
クリスマスは日没から日没まで
斎藤教授にとって、こういう話は得意分野だ。「イブの語源になっているのはヨーロッパの古い言葉のイブンです。これが短くなったんですね。意味は日没後。時代が下って英語のイブニングになります。つまり、クリスマスイブは前日ということではなく、前日の日没後ということ。だから、聖夜と訳したのですね」
石井大裕アナ「きょうの夜だけということですか」
斉藤「そう、日が落ちてからのきょうの夜が聖夜なんです。では、25日の夜は聖夜なのかと思うかもしれませんが、キリスト教の考え方はクリスマスは24日の日没から25日の日没までです。」
きょう12月24日の日没から午前0時までがクリスマスイブ、あした日が落ちたらクリスマスはもうおしまいということである。
カズキ