小保方晴子さん「やっぱりSTAP細胞作れなかった」近く理研解雇?

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   英科学誌「ネイチャー」は科学分野で注目された「今年の10人」の1人に理化学研究所プロジェクトリーダーの高橋政代さんを選んだ。けさ18日(2014年12月)の各紙が伝えているのだが、同じ理研の小保方晴子さんのニュースも載っている。STAP細胞を作れると実験を続けてきたが、11月末の期限まで再現できなかったと産経新聞が1面トップで書いているのだ。

英科学誌ネイチャーが選んだ「今年の10人」に同じ理研の高橋政代リーダー

   高橋さんの記事は「朝刊チェック」コーナーで井上貴博アナが日本経済新聞で紹介した。「iPS細胞から作った網膜細胞の移植手術を世界で初めて実施した」というのが理由だ。ネイチャーは理研で起きたSTAP細胞問題にも触れ、「トラブルの年に希望をもたらした」と評価した。

   コメンテーターの石原新菜(内科医)「視力を失った人たちに大きな希望になると思いますので、うれしいニュースですね」

   キャスターの齋藤孝「日本の科学の信頼の回復になりますね」

7月から一人で検証実験続けてきたが...

   小保方さんに関しては山本匠晃アナが説明した。「7月から1人で検証実験してきましたが、『STAP再現できず』ということで、今週中にも理研が結果を発表するとのことです。理研の中間報告でも、作れなかったと8月に発表していましたよね」

   小保方さんは4月の会見で「200回以上成功した」と強調、その後も疑問視される中で実験を続けていたが、汚名返上にならなかったようだ。

   齋藤「この問題は日本の科学全体がダメージを受けました。日本人の論文はおかしいと思われたわけで、そういう意味で大きな責任があると思いますね」

   小保方さんのSTAP細胞発見から1年近く、高橋さんのニュースと比べ、対照的な年末となった。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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