サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督がスペインの1部リーグのサラゴサ監督時代に八百長に関わった疑いがあるとして、15日(2014年12月)にスペイン検察庁からバレンシアの裁判所に告発された。
八百長の疑いがもたれているのは、2011年のスペイン1部リーグ最終戦「レバンテ―サラゴサ」戦だ。試合はサラゴサが2―1で勝ち、1部リーグ残留を決めた。ところが、レバンテに工作資金を渡して勝たせてもらった疑惑が浮上し検察当局が調べていた。アギーレのほかにも、サラゴサの元会長や両チームの選手など40人が八百長の疑いで告発された。
来年1月9日開幕サッカー・アジアカップに影響必至
告発が受理されれば裁判所による本格的な捜査が始まり、アギーレが出頭を求められる可能性もある。
来年1月9日からオーストラリアでAFCアジアカップが始まり。日本代表は1月2日にはオーストラリア入りして直前合宿に入ることになっており、支障が出ることも予想される。
館野晴彦(月刊誌『ゲーテ』編集長)「シャレにもならなくなってきた。政治家じゃないけど、身体検査はあったのかと思いますね」
そういえば、13年6月のブラジルW杯で惨敗したザッケローニ監督の後任人事では、日本サッカー協会の中にアギーレ起用に反対する声も多かった。
文
モンブラン