オーストラリア・シドニーのカフェに男が人質をとって立てこもった事件は、警官隊が突入して銃撃戦となり、犯人は射殺された。人質17人のうち38歳の女性と34歳の男性が死亡、4人が負傷、警察官1人もけがをした。
銃撃戦30分。爆発物はなし
司会の夏目三久「警官隊が突入し人質が解放されました。現場からお伝えします」
現場から150メートルの所に飯島冶樹記者がいた。「あたりは明るくなってきましたが、規制線が張られたままでまだざわついています」
銃声は30分ほど続き、現場には銃撃戦のためか煙が立ち込めた。人質は次々に逃げ出したが、心臓マッサージを受ける女性や左足から出血して警察官に運ばれる女性もいた。現場のカフェに爆発物はなかった。
会見した警察幹部は「突入しなかったら、もっと多くの命が失われただろう」と語った。
自称イスラム教聖職者
犯人はイラン出身の自称イスラム教聖職者マン・ハロン・モニス(50)。女性に暴行した容疑や元妻の殺害をほう助した疑いで逮捕されたことがあり、保釈中だった。イスラム国の旗を要求するとともに、市内中心部に爆弾を2つ埋めたとも言っていたことから警戒が続いている。
飯島記者「銃規制の厳しいオーストラリアですが、国民は衝撃を受けています」
オーストラリアはイスラム過激派「イスラム国」への空爆に参加しており、イスラム国から攻撃の対象に名指しされている。
齋藤孝キャスター「今回はカフェでしたからね。イスラム国は市民を攻撃すると言っています、オーストラリアは空爆に加わっていますからねえ」
この人のコメントはいちも平凡で、おまけにきょうも番組内ですでに解説された内容を繰り返すばかりだった。