「アベノミクス評価しないが、投票先がない」
キャスターのテリー伊藤は「安倍マジックの中の選挙だったね」
司会の加藤浩次「これは予想通りといっていいんですかね」
日テレ政治部の青山和弘解説委員は「安倍さんの解散戦略がドンピシャだった」という。焦点のアベノミクスについて、出口調査では有権者の評価は賛否半々だったが、「評価しない」と答えた人たちには投票先がなかった。「野党がばらけていて選択肢がなかった」という。
投票率が低かったことも自公に有利だった。前回に比べて7ポイントも減っており、棄権が実に700万人も増えた計算になる。この半数でも動けば、勢力地図はがらりと変わっただろうが、テリーは「国民は今回の選挙をよしとしなかったというのがある」という。
青山「争点も明確でない。盛り上がりも欠いた中で、固定層をもつ自民・公明が強みを発揮した」
それがまさに安倍のねらいだった。アベノミクスの評価を争点に装いながら、本命はあらぬ方にある。あの顔でやることはかなり入念であくどい。 そういえば、佐藤栄作元首相にかなり似てきたように見えるのは気のせいか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト