文化的な「後進国」アメリカ!レディー・ガガもマドンナもレイプされる女性蔑視
最後に女性歌手の話題を2つ。レデイ・ガガという歌手がラジオ番組でレイプされたことがあると告白し、大きな話題を呼んでいる。駆け出しの19歳の頃に20歳上のプロデューサーだったそうだ。この番組は週刊新潮によれば、たかじんの毒舌の100倍もあるDJの番組で、最近の「Swine(ブタ野郎)」という曲のライブパフォーマンスがあまりにも異様だと批判を浴びていると、DJが話を向けたとき飛び出したそうだ。
<何しろ、ステージに登場した女性アーティストが、絶叫するガガを押さえ込み、緑色の吐瀉物を吐きかけるのだ。しかも、女性は指を喉の奥に突っ込み、執拗に嘔吐を繰り返す>(週刊新潮)
以前、マドンナも下積み時代のレイプ被害を告白したそうだが、ガガの告白を受けて、私も被害を受けたとネットに書き込む女性ファンが後を絶たないそうだ。<「日本人はアメリカを『レディファーストの国』と捉えがちですが、実際にはレイプ犯罪が多発している」(湯川れい子)>
女性に対する蔑視が激しいために、レディファーストとわざわざいわなくてはならないのだと以前聞いたことがある。黒人に対する白人警官の人種差別を見れば、アメリカがまだまだ文化的な「後進国」であることはよくわかる。
完全に姿を消して4年になる中森明菜(49)が8月に発売したベストアルバムが25万枚売れたそうで、紅白歌合戦にサプライズ出場するのではないかとフライデーが報じている。NHKは年々凋落気味の紅白歌合戦にぜひ出てほしいようだが、事務所の関係者はメンタル面の問題が回復せず、人前で1曲歌い上げるのは無理だと話している。波瀾万丈の歌姫ももう50歳近いのか。芸能界は日米ともに、生き抜いていくにはそうとう図太い神経の持ち主でなければダメだということのようだ。
【蛇足】作家の嵐山光三郎さん主催の「嵐山亭ジャズまつり・中村誠一」を12月19日(金)18時30分から東京・新宿区牛込箪笥区民ホールで開きます。前売り券3000円。イープラスで発売中。中村誠一さんのサックスは泣かせます。ピアノの吉岡秀晃さんの超絶技巧は見物です!