もやしの超低価格もう限界!生産者がスーパーに申し入れ「せめて1パック40円にして」

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   主婦の味方「一番安い野菜」のもやしに異変が起きているという。もやし生産者協会は10日(2014年12月)、スーパーなど小売業界に原料の種子高騰の負担を求める文書を配布した。林正二理事長は「値上げをするか、できなければ廃業するか、そこまでわれわれれは追い詰められている」と訴える。

円安と原料の中国産緑豆が値上がり

   値上げの背景はいくつかある。8割以上を中国からの輸入に頼っている原料の緑豆が、現地で高騰していること。中国では緑豆よりもトウモロコシの方が儲かるとあって転作する生産業者が続出し、この5年で緑豆生産農家の4分の1が廃業した。緑豆価格は10年前の3倍に跳ね上がっているという。加えて最近の円安が追い打ちをかけている。

   日本での販売事情もある。「もやしは一番安い野菜」というのが定着している。赤江珠緒キャスターが「ラーメンには欠かせないし、スープに入れてもおいしい。もやし炒めもいいですものね」と言うように、財布の中が心配になった主婦にとっては強い味方だ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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