ノーベルの遺言で物理学優遇
この授賞の順番や晩餐会の席について、黒宮千香子レポーターが調べたところ、ノーベル賞を創設したアルフレット・ノーベルの遺言に由来するらしい。遺言には「人類のもっとも大きな貢献をなした人に賞のかたちで配分すること」とあり、最初に「物理学の分野でもっとも重要な発見、発明をした人」、続いて「化学、医学、文学、最後に平和のために最善の仕事をした人」と書かれていた。経済学はノーベルの死後に追加された。授賞式典はすべてこの遺言を参考に順番や席を決めているようだ。
司会の羽鳥慎一「へえ、ちゃんと理由があるんだ」
晩餐会の食事のメニューは、かにとエンドウ豆とカリフラワーの入ったクリームスープ、赤鹿のスパイスステーキ、ムースとベリーのシャーベットという3品目だった。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト