通勤電車に緊急停止指令!運転士に聴力障害判明...検査結果前に乗務?

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   出勤を急ぐ乗客を乗せた朝の通勤時間帯に電車が事故でもないのに突然停止して約30分間も立ち往生した。JR西日本・奈良線の藤森駅と稲荷駅間で8日(2014年12月)午前9時前、京都行き普通電車の運転士に緊急停止するよう指示があった。運転士は交代の運転士が来るまでの約30分間、現場で停止していた。

事故防止当然だけど...どこか間が抜けてる対処

   運転士はなぜ緊急停止させられたのか。3日に受けた聴力の適性検査の結果だった。この時、「聴力が基準に達していない可能性がある」ことが医師から連絡があったのだという。

   この停止で奈良線は6本が運休し、約3000人の乗客が影響を受けた。福知山線の大事故を経験したJR西日本は大事をとったのだろう。「お客さまに迷惑をかけて申し訳ありません」とコメントしていたが、どう見ても間が抜けている。

   舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「何かあった時は運転を止めてでも安全第一というルールは分かるが、検査の結果が出る前に運転するのはおかしいでしょう。単純なことですよ。検査結果が出てから運転するというルールにすべきです」

   司会の羽鳥慎一も首を傾げた。「しっかりした対応なのか、しっかりしていないのか...」

   次の停車駅に交代運転士を待機させ、そこまでは最徐行ということもできたんじゃないか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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