2020年の東京オリンピックで野球やソフトボールが復活するかもしれない。IOC(国際オリンピック委員会)の臨時総会できのう8日(2014年12月)、開催都市が競技種目を追加提案できるようにする改革案が承認された。空手やスカッシュが加わる可能性も出てきた。
ネックはチーム選手数が多いこと...
オリンピックの中長期改革案「五輪アジェンダ2020」の中で、開催都市や開催国以外での一部競技実施とともに認められたのが、上限28という競技枠の撤回と開催都市による競技種目提案権だ。
ただ、種目総数の上限を310、参加選手総数は1万500人までをメドにするというしばりがある。野球、ソフトは選手数が多いのがネックだが、選手総数は過去の4大会で1万500人をオーバーしている。改革案は早ければ来年7月のIOC総会で審議される。
日本ソフトボール協会の宇津木妙子副会長は「スタートラインに立てたことがうれしい。これからが勝負で、チームを強化していきたい。いままで以上の努力をしないといけません」と話す。オリックスの金子千尋投手は「日本代表としてオリンピックで1度は投げたい」という。読売ジャイアンツの名誉監督・長嶋茂雄氏も「一歩前進と受け止めて、少しホッとしております。正式決定を心待ちにしています」とのコメントを寄せた。
JOC会長「世界の中でのポピュラー性を見ないと...」
JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長は「そのスポーツの日本だけでなく、世界の中でのポピュラー性を考えてよく検討していきたい」と話した。
東京オリンピックは5年半だ。石井大裕アナは「オリンピックに(種目として)あるとないとでは選手のモチベーションがちがいます」
司会の夏目三久「野球、ソフトに期待が集まりますけど、新しい競技もやってほしいですね。国民が一つになれますからね」
国民が一つになれるというのがどうもよくわからん。この司会者はいつもどこかピントがずれている。