ヒット映画「ターミネーター」シリーズ最新作「新起動/ジェニシス」の予告編が公開された。これに、今年67歳のアーノルド・シュワルツネッガーが登場する。有名な決め台詞「I'll be back(また戻ってくるぜ)」も出てくるのだが、ちと腑に落ちないところも...。
「I'll be back」液体金属の敵と激闘
シリーズは1984年から09年まで4本あるが、日本での興業収入トップは第2作「2」の95億円、以下「3」82億円、「4」33億円、「初回」10.6億円だ。
司会の加藤浩次「あの液体金属が出てくるヤツだよね」
森圭介アナ「そうです。シュワルツネッガー演ずる、未来から送り込まれたターミネーターが、2では味方となって新型液体金属のターミネーターと闘うというのでしたが、最新作の予告映像が入りました」
加藤「第5弾になるわけだ」
森「5に位置するものなんですが、4の続編というわけではなくて、新しい世界なんですって。設定は似ているんですが、時間軸は違うというんだそうです」
といわれたってわからない。2029年、人類とマシンとの熾烈な戦いが続く未来世界から、やっぱり全裸のシュワちゃんが送られてくるらしい。見たところ、若いシュワちゃんもそうでないシュワちゃんもいる。
今回は「I'll be back」といって、ヘリから飛び降りてくるのだが、その髪が白い。加藤が目ざとくみつけて、「なんで白髪なの?ロボットでしょ。ロボットも老けちゃうんだ」
「2」でロバート・パトリックが演じた液体金属のターミネーターに、加藤が「お!」と反応した。そう、イ・ビョンホンが来た。主役の少女が拳銃で左目を撃ち抜くのだが、たちまち元に戻って無表情。これが不気味に決まってる。
キャスターのテリー伊藤「似合いそうだね」
若者、中年、老年の3パターンで登場
予告編では、シュワちゃんも若い頃、中年、老年と3つのパターンで登場する。シリーズ初回が84年だから、今年でちょうど30年。むろん若い姿も中年も相当なCG画像だが、67歳は地でいくらしい。しかし、これがどういうことなのかはさっぱりわからない。
「3つのパターンが、時間を飛び越えて登場して、過去のオマージュにもなっているというんですが...」と森がペーパーを読んでも、ますますわからない。予告編とはそういうものか。みんな苦笑いだ。「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は来年(2015年)7月の公開だと。