瀬戸内海に浮かぶ周囲4キロほどの愛媛県の青島は、人口減少が続き人間は現在17人しか住んでいないが、そこに猫が100匹以上暮らしている。ネットなどを通じて「猫の楽園」として知られるようになると、観光客が殺到するようになり、島の住民からは「ウンザリしてますね」「怒っとる」などの声が聞かれるようになった。
勝手に餌やり
島の港では、通行の邪魔になるなどの理由から猫への餌やりをしないよう掲示し、その代わりに離れた場所に観光客用の餌やり場が設置してある。しかし、それに気づかないのか、港で餌をあげる人がいる。猫を追いかけて撮影しているうちに住民の敷地に入り込むケースもある。あるいは、猫を撮っている写真に自分の顔も写っているのではないかと心配する住民がいる。
もっとも、住民のなかには「生活が180度変わったけど、それに慣れていかなきゃダメでしょ。(島に)来るな、とも言えない」という声もあった。
司会の小倉智昭「地元の人が気の毒に思っちゃうね。猫に餌はダメでしょ。増えすぎちゃって...。島民の皆さん困ると思いますよ」