わずか30分の間に手当たり次第に前を走る車の前に割り込んで停止させ、運転していた3人の男性に切りつけるなどした男が捕まった。石川県白山市に住む平元穂高容疑者(36)で、「酒に酔って覚えていない」と話しているという。
赤江珠緒キャスター「車割り込み連続通り魔事件という言葉自体が理解に苦しむんですが...」
棒で殴られたり、刃物で切られたり...ドライバー3人大けが
最初の事件があったのは4日(2014年12月)午前零時15分ごろだった。白山市内の国道8号線で男が車を割り込ませて後続の車を止め、運転していた50代の男性を引きずり出し「ケンカがしたい。ぶっ殺すぞ」と殴るけるの暴行を働いた。男性は全治2週間のケガを負った。
その25分後、約1.2キロ離れた野々市で、同様の手口で車を止め、運転していた30代の男性が車から下りてきたところを「お前、なめとんのか」と棒のようなもので頭や胸に傷を負わせた。さらにその5分後、金沢市でも車の前に割り込み、運転席にいた40代の男性に「殺すぞ」と言いながら刃物で切り付け、全治3週間の傷を負わせた。
平は「前日に派遣の仕事をやめてイライラして酒を飲んだ。(事件については)酔って覚えていない」と話しているという。警察では危険ドラッグの使用についても男を調べることにしている。
司会の羽鳥慎一「通りすがりに手当たり次第。被害にあった方はたまったものではないですね」
怒りを通り越し呆れるしかないが、なぜか無関係な人に危害を加える八つ当たり的な犯行が最近多い。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト