「冨田尚弥選手」来月12日に仁川地裁で正式裁判―カメラ映像・調書の証拠調べ

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どうしてもすっきりしない「なぜ犯行認めたのか」

   問題は映像の有無じゃあるまい。盗んでいなければ写っているはずもないと、なぜ言い切れないのか。記者たちもそういう聞き方はしていない。

   もうひとつのポイントは自白調書の証拠能力だと国田弁護士はいう。警察は「容疑を認めれば大事にしない。他の選手と一緒に帰国できる」と誘導したというのだ。この点でも、盗んでもいないものをなぜ認めたのか、部屋でカメラが見つかったのはなぜだと聞かないから、話がいっこうに見えてこない。

   コメンテーターの菊地幸夫(弁護士)は「映像はあるかないかではっきりするが、調書の方は難しいのではないでしょうか。略式起訴は普通の手続きだから、誘導とまでいえるかどうか」と話す。

   香山リカ(精神科医)も「意図的に作り話をしているようにはみえないですよね。やっていないというのは本当に見える」というのだが、なればなおのこと、なぜ認めたのか、カメラがなぜバッグに入っていたのかという話になるだろう。韓国の検察だって攻めてくるはずだ。どうもピンぼけにみえるのだが、どうだろう。公判は来月12日(2015年1月)に開かれる。

文   ヤンヤン
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