「危険ドラッグ犯罪」取り締まり強化でなぜか増加?より強いものが出回り

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   おととい3日(2014年12月)、東京・世田谷で危険ドラッグを吸引したと見られる男がマンションの隣に住む女性を切りつけたとして逮捕された。危険ドラッグを使用後の事故、事件は相次いでいて、田中良幸リポーターは「警察庁の統計では、かなりオドロキの数字になっています」と伝える。

   検挙数は昨年が176人だったのに対して、今年は10月末までですでに589人にのぼる。死亡は昨年9人が今年は11月末までに111人だ。

覚醒剤から乗りかえ

   なんでこういうことが起きているのか。薬物問題にくわしい小森榮弁護士は「危険ドラッグのユーザー層の変化によって、以前より危険性の高い危険ドラッグが急速に市場に出回っていることが考えられる」という。

   社会的な批判の高まりや取り締まり強化などにより、軽い気持ち危険ドラッグに手を出す人が減っている一方、常習性の強いヘビーユーザーや、価格が安いことで覚せい剤などから乗りかえる人があり、製造者はそうした人向けにより危険なモノを製造するようになっているという。

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