中国の遼寧省で、「間抜けな結末を迎えた」(司会の小倉智昭)銀行強盗が捕まった。銀行前に到着した輸送車から、従業員数人が現金入りのバッグを店内に運び込もうとしていたところ、銃とガソリンを持った男が近づいてきて、従業員にガソリンをかけたり銃で足を売ったりして、現金入りのバッグを奪った。
ところが、バッグは重さ85キロもあり、簡単には運べない。男はバッグをひきずるようにしながら近くにとめていたバイクに乗せて、逃走した。
運転手に撃たれてたちまち御用
その間に、カネを奪われた現金輸送車が犯人をゆっくり追いかけ、最後は運転席に乗っていた従業員が銃で犯人を撃って御用となった。
男は靴修理店の店主で、借金苦から犯行に及んだという。病院に運ばれたが命に別状はなく、インタビューで「情けないです。どうしてあんなことをしたのか。出所したら、家族や妻にやさしくします」と話したそうだ。