天皇陛下の傘寿を記念して、皇居・乾通りの「紅葉公開」がきょう3日(2014年12月)から始まった。春のお花見では38万人が訪れたが、7日までの5日間で春を上回る人出になると予想されている。8時で気温6度という冷え込みだったが、暗いうちから並んだ人が300人もいて、開門も30分早めて午前9時半からとなった。
乾通り750メートルにイロハモミジやトウカエデ
乾通りは皇居のメインストリートで、御所のある側と江戸城天守閣跡の東御苑の間を掘り割に沿って貫いている。東京駅側の坂下門から北の丸へ抜ける乾門までの750メートルで、春は桜並木、秋はイロハモミジやトウカエデ59本の鮮やかな紅葉が楽しめる。
一般人が立ち入れるのは、12月23日の天皇誕生日と新年1月2日の一般参賀だけだったが、今春から公開されることになった。入門は坂下門からの一方通行で、午前10時から午後2時半までとなっている。
東京都心の真ん真ん中だから、丸の内一帯のオフィス街からなら昼休みにものぞける。ツアー会社はさっそく「紅葉巡り」バスツアーを仕立て、大人気だという。「5日間だけ」「普段は入れない皇居の中」というのが売りだ。
高層ビルも見えない騒音もない異空間
司会の加藤浩次「今が見頃だということです」
キャスターのテリー伊藤「きのうから冷え込んでいるからいいでしょうね」
宮崎哲弥(評論家)「日本の真ん中ですからね」
青木源太アナが門の前にいた。「けさ、中を見て来ましたが、まさに見頃。紅葉は散り始めが一番美しいといいますが、風が吹くとハラハラと葉が落ちてい くような状況です」
皇居の景観の良さはお堀、石垣、松の緑との対照だという。
加藤「行ってみたい感じがします」
大沢あかね(タレント)「普段入れないところだし、お天気も良くてよかった」
テリー「特別な空間ですからね」
青木「乾通りの真ん中まで行くと、高層ビルも見えない騒音も聞こえない異空間です」
あす4日は雨というが、そのあとは晴れの予報だ。ただ、寒さは続くというから、防寒の備えを十分に。