「とんでもない坊さんの事件です」と司会の小倉智昭が呆れる。初詣や豆まきで大変な人出となる千葉県の成田山新勝寺の僧侶・五十嵐照慈容疑者(29)がおととい1日(2014年12月)、交際相手の女性(26)を日本刀のようなもので脅し、カネを巻き上げたとして恐喝容疑で逮捕された。
メールしてこなかったと呼び出し
五十嵐は3年ほど前からこの女性と付き合っていて、二人の間には毎日メールをしあうという約束があったが、先月29日は女性がメールしなかった。これに腹を立てた五十嵐は「なんで連絡しないんだ。家族を皆殺しにするぞ」などと電話で脅し、女性を呼び出した。
女性がなだめようと会いに来たところ、五十嵐は日本刀のようなものを見せ、「これからヤクザの事務所に連れて行く」と言って自分のクルマに乗せた。さらに「カネを寄こせ」と脅し、女性から現金1000円とキャッシュカードを奪い、1万9000円を引き出したという。
女性は暴行を受けたと証言していて、警察は暴行容疑でも調べを進めている。五十嵐は恐喝について「カネを借りただけだ」と容疑を否認している。
小倉「困ったもんです。新勝寺だって頭抱えてるでしょう」