昨年(2013年)末から、西之島、草津白根山、御岳山、口永良部島の新岳、阿蘇山と噴火が続き、蔵王山でも火山性微動が観測された。いずれも、何十年ぶりという活発な活動だ。司会の齋藤孝は「日本列島の地下で何が起きているのでしょうか」と産業技術総合研究所・山元孝広氏に聞く。
「大きな地殻変動が起きていると考えられます。日本列島には110の火山があり、ほぼ100年周期で噴火しています」
齋藤「富士山噴火という可能性もありますか」
山元氏、「三宅島や大島は10年から数十年単位で噴火しています。でも、富士山は1707年の宝永噴火から300年が過ぎていますが、噴火していません。いつ噴火してもおかしくない状況です。確率の問題だと思います」
たしかに、天変地異が近づいているような感じはする。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト