財布に入れたり、手帳に挟んだりできる「世界最薄」の「スマート印鑑」なるものが開発された。まずは日本で多い名字100種類の印鑑を発売し、今後は種類を拡大していく予定だという。
このスマート印鑑はハンコ風シールのようだが、「転写方式」になっている。下の台紙をはがしてシートの上から印影を押しつけると転写され、シールのように簡単に貼れるがはがれない。ゴルフボールにイラストなどをプリントするときに使う転写技術を応用したという。
会社や公共機関で通用するか?
実際に印鑑として認められるのかを、開発元が会社、病院、学校、公共機関など約200か所で調査したところ、じつに97.4%の場所で受理されたという。却下されたのは、会社の見積書に使ったところ、上司から「ちゃんとした印鑑を使え」と言われたケースだった。
司会の羽鳥慎一「これから(普及していけば)、これ(スマート印鑑)も『ちゃんとしてるね』となるかも」