「スタミナ冷し」というナゾの落書きが、北は北海道から西は四国まで、さらには海を渡ってタイでも見つかっているという。これは何なのか。だれが何のために書いたのか...。
福島・会津若松市、愛媛・宇和島市、タイのチェンマイで、電柱、看板、道路の安全ポール、歩道橋、街路灯の支柱、信号の押しボタンと、いたるところに見つかっている。いちばん多いといわれる茨城・水戸市、大洗市では、あるわあるわ、大きさを測ってみると、みな長さ25センチ。同じ字体で、重ねるととぴったりと合う。どうやら型紙を使って黒や銀色のスプレーペイントを吹きかけたものだ。
どれも字体も大きさも同じ!型紙使ってスプレー
地元の人たちはこの落書きは2年ほど前からだと話す。みな「なんだろう?」と首を傾げるが、知ってる人はいない。ところが、「水戸で『スタミナ冷し』といえば有名なご当地ラーメンです」という人が見つかった。教えられて行ってみると、「スタミナラーメン 松五郎」という店があった。メニューにはたしかに「スタミナ冷し 七五〇」とある。冷水でしめたモチモチ麺に、レバーや野菜を絡めた甘辛あんをかけたものだ。食べてみたスタッフは「おいしいです」という。落書きはこの店のPRか?
店は「違います。だれがやっているのか、私たちもわかりません」という。
司会の小倉智昭「なに?これ」
木下康太郎アナ「目撃情報によると、台紙があって、スプレーでやったもののようです。だが、だれがやったのか結局わかりませんでした」
小倉「この台紙を持ってタイのチェンマイまで行ってるってことかい?」
木下「そういうことですね」
これでおしまい。類似の落書きを調べるとか、スプレーの分析をするとか、話題として取り上げるならもう少し取材すべきだろう。これではスマホの投稿映像と同じだ。