2018年「小惑星到達」、2020年「冬に帰還」
司会の夏目三久「サンプルを採取して、われわれの起源が分かるかもしれないということですが、そうすると今後どういうことに役立つんですか」
初代はやぶさプロジェクトメンバーだった本田隆行さん(日本科学未来館科学コミュニケーター)が解説した。「科学のかなでいちばん根源的な太陽系がどうやってできたかということについては、本当のことは誰もわかっていないんです。太陽系が特別の存在なのか、それともありふれたものなのか。その解明にもつながっていくミッションです」
ハヤブサ2は30日午後1時24分48秒に発射され、うまく軌道に乗れば2018年夏に小惑星に到着、2019年冬に帰還の途につき、2020年冬にオーストラリアの砂漠に着陸する。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト