アメリカ全土が18日朝(2014年11月)、11月としては異例の大寒波に襲われ凍りついた。ハワイを含む50州すべてで最低気温が氷点下を記録し、国土の半分以上が積雪に見舞われたという。
とくに寒波の影響が大きかったのはニューヨーク州だった。8人が死亡し、うち3人は除雪作業中に心臓発作で、1人は4メートルの雪の下に埋まった車の中で発見された。交通マヒで高速道路は200キロにわたって100台の車が立ち往生し、妊婦が病院にたどり着けず消防署で出産する騒ぎもあった。
日本の3連休はポカポカ陽気
大寒波の原因について、気象予報士の森朗は「北大西洋で低気圧が発生し、この低気圧に引きずられるように強い寒気が北米大陸に流れ込みました。とくに北東部で大雪です」という。大寒波は今後も続く見通しで、この1週間で年間の降雪量に達するおそれがあり、ニューヨーク州知事は非常事態宣言を発令した。
司会の夏目三久「で、日本はどうですか」
「あさチャン!」の気象予報士、尾崎朋美は「西日本から関東にかけて、ここ2週間は日中暖かい日が続きそうです。強い寒気が北米に引っ張られているおかげです」という。
来週にも気象庁から今冬の3か月予報が発表されるが、あす22日からの3連休が紅葉狩りのピークとなりそうだ。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト