「解散・総選挙」安倍首相表明!争点はアベノミクス良かったか駄目だったか

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   安倍首相はきょう18日夜(2014年11月)、消費税10%増税の1年半先送りと衆議院の解散を表明する。7~9月期のGDP速報値が、年率換算でマイナス1・6%という大幅落ち込みになり、アベノミクスの失速が明らかとなったからだ。予想ではプラス2%強だったが、4~6月木のマイナス7・3%に続く2期連続のマイナスとなった。経済の専門家は2期連続マイナスになると、「景気は後退局面」と判断する。総選挙の争点は、この2年間の安倍政治の「通信簿」だ。

来年になったら難問山積で支持率低下...いまのうちに選挙やっちゃえ

   安倍首相は自民党役員会や経済財政諮問会議を経て、今夜記者会見して、消費税増税を先送りしたうえで解散に踏み切る。解散を急いだのはなぜか。日本テレビの青山和弘解説委員によると、「政治とカネの問題で閣僚2人が辞任し、まだ問題を抱える大臣もいる」「野党の選挙準備ができていない」などが理由だが、今後は原発再稼働や集団的自衛権の関連法案審議など、厳しい課題が控えている。「今が一番勝てるのではないかと判断した」と見る。

   街の声は「議員定数の削減を先にやるべきだ」(サラリーマン風の男性)、「福祉面を充実するほうがいい」(中年女性)と厳しい。

   青山「誰もがこんな時期にと思うときに、安倍首相は打って出る。大義ない解散という野党の批判に対して、国民に納得のいく説明ができるか。GDPマイナス1・6%についてどう説明するのか。政治とカネの問題をどうとらえ、解散でほんとうにリセットできるのか、原発や集団的自衛権をどう考えるのか、語ってもらいたいですね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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