この冬一番の寒波がやってきた。東京はけさ14日(2014年11月)の最低気温が8・8度と初めてのひとケタとなり、北海道では雪や突風が吹き荒れている。リポーターの阿部祐二が午前6時半の新橋駅前にいた。温度計表示は10度で「冷え込んでいます」
通勤途中らしいコート姿の女性は「これでもちょっと寒いです」。サラリーマン男性は「中に防寒着をつけてきましたけど」とやはり寒そうだ。
駅ホームに置いたサーモグラフィーの映像は、寒さを示す青や水色にほとんど染まり、人の顔だけが黄色や赤だった。「手がかじかんでいます」と阿部も寒そうだ。
気象予報士「冷え込みはまだ続きます」
北海道の安平町では突風被害が出た。家が壊れた年配女性は「くぎ付きの角材が飛んできました。どうしたらいいかわからず、不安でした」。自動車修理工場ではアルミ製のシャッターがめくれ上がり、プレハブ小屋が20メートル以上飛ばされた。「事務所の建物自体が30メートルずれました」と女性が話す。500メートルの範囲で24軒の被害が確認された。札幌では12センチの積雪があり、熊本県の阿蘇山でも雪が降った。
司会の加藤浩次「各地で大荒れです。どうした影響ですかねえ?」
気象予報士の松並健治によると、前線が通過し大気が不安定になった。「北海道の北に発達した低気圧があり、天気図の等圧線が込みあっています。あすにかけても北日本では16から20メートルの風に注意がいります。気温はもう上がらないかもしれません」
キャスターのテリー伊藤「朝晩寒いですものねえ」
香山リカ(精神科医)「カゼをひいた人は、うつさないために鼻まできちんとマスクをしてほしいです」