デンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞を受賞した「トレーニングデイ」以来13年ぶりにアントワン・フークワ監督とタッグを組んだサスペンスアクションだ。「キックアス」のヒットガール役のクロエ・グレース・モレッツが物語の鍵を握る娼婦役で出演し、今までのイメージとは違う魅力をみせている。
ロシアンマフィアのアジトに乗り込みたちどころに征伐
ホームセンターで目立つこともなく働くマッコール(デンゼル・ワシントン)だが、元CIAのトップエージェントだ。不眠症のマッコールは深夜営業のレストランで読書することを日課としていた。そこで知り合った娼婦テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と他愛のない話をしているうちに親しくなり、彼女がロシアンマフィアから酷い仕打ちを受けていることを知る。
数日後、殴打され顔を腫れあがらせてテリーが現れた。マッコールの怒りに火が付いた。ロシアンマフィアのアジトに押しかけ、わずか19秒で相手を叩きのめした。それきっかけにロシアンマフィアの大ボスが動き出し、マッコールの「戦争」が始まった。