「エボラ感染」スペインの看護師退院―「ワクチン作りのために血液提供したい」

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   エボラ出血熱に感染して隔離されていたスペイン人の看護師テレサ・ロメオさん(44)が陰性と確認され、きのう6日(2014年11月)に退院した。テレサさんは「研究に貢献できるなら、ワクチンを作ることができるなら、他の人を救えるなら、血液を提供したい」と語った。

発症患者を看護...防護服着てたが間違って顔こすった?

   テレサさんはアフリカのシエラレオネでエボラ出血熱に発症したした修道士の看護をしていて感染した。この患者は9月にマドリッドの病院に運び込まれ、死亡した。看護にあたったテレサさんは発熱、10月6日に感染が確認された。アフリカ以外では初めての2次感染者となった。防護服を着ていたが、手袋をはめた手で顔を触ったのが原因ではないかと見られる。

   「何を間違えたかはわかりません。誰の非難もしません」という。テレサさんは30日間隔離され、夫のハビエルさんも拘束された。

富山化学の抗インフルエンザ薬「アビガン」投与

   テレサさんには日本の富山化学工業が開発した坑インフルエンザ薬「アビガン」錠や回復患者の血清が投与された。どちらが効いたのかは、いまのところわからない。テレサさんやハビエルさんと接触した15人も陰性が確認された。

   司会の加藤浩次「とにかくよかった」

   キャスターのテリー伊藤「ただ、まだ(感染拡大を)安心できないな。他の場所で出る可能性がありますよ」

   世界で1万3000人が感染し、WHO(世界保健機関)は今後も週に1万人ずつ増える可能性もあると発表している。東京都は対策会議を開き、専門家チームを作ることなどを決めた。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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